08年の新卒の時期


人事部からの依頼で
08年の新卒採用の面接官の行うことになった。

そこでのオリエンテーションでの驚愕の事実。


なんと、08年の求人倍率は2.14倍だというのである。

2.14倍
つまり、一人当たり2社から内定をもらうのが当たり前の時代ということ。


ちなみに、求人倍率が2倍を超えるのは実に16年ぶりで
求人総数にいたってはバブル絶頂期であった(1991年)を
上回る勢いだというのだ。


一面だけ見れば、「内定が簡単にもらえていいなぁ~」と考えがちであるが、


その分、しっかりとした就職活動
(自己の見つめ直しとか、業界研究とか)
を怠ると、就職してからが大変だなぁ~と思う。



就職してわかったことがある。



「内定が出る=就職する ことはゴールではない。」
ということ。


むしろ、数十年以上に及ぶ社会人生活のスタートになるのだ。

そう考えれば大切なスタートをきる
新卒入社の企業を簡単に決めるなんてことはできないはずだ。


だから、これから就職活動を始める後輩には
「売り手市場な今だからこそ、より深い自己分析や業界研究をして
 他の人を圧倒してやれよ!」
とアドバイスしたい。


客観的な意見を出せば、
「いくら売り手市場でも、採用基準を下げる企業はほとんどないよ」
ということだ。
もちろん当社もそうです。(人事部からきつく言われたし)


決して安直に考えず、自分の将来を考えて
就職活動をしてほしい。


「誰よりも早く内定が出ること」と
「入社3年後に、会社で一番輝いている社員になること」と

みんなはどちらを望むだろうか。